推しの応援広告に使うイラスト、絵師さんにお願いしようと考えていますか?
進め方を知らないまま頼むと、こんな最悪の事態になりかねません。
・商用利用だと伝えておらず、納品後に追加料金を請求される
・解像度を指定せずに受け取り、大判印刷でぼやけて描き直しに
・作品のタイトルやロゴを入れてもらい、審査に落ちて全部やり直し
・修正回数を決めずに進め、締切に間に合わず掲出をあきらめる
お金を払って描いてもらったあとで気づいても、取り返しがつかないですよね。
原因を分けると、大きく3つあります。
ひとつめは相場を知らないこと。
ふたつめは、応援広告用のイラストに必要な条件(サイズ・解像度・商用利用)を伝えていないこと。
みっつめは、審査で何が引っかかるかを知らないままデザインを決めてしまうことです。
りんこ逆に言えば、先に相場と伝えるべきことが分かっていれば、どれも防げます!
今回は、応援広告のイラスト依頼の相場、頼める場所4つの比較、そのまま使える依頼文のひな形、審査に落ちるデザインの共通点までまとめました。予算を組みながら読んでもらえたらと思います!
イラストを頼む先として使いやすいのはココナラです。
金額と納期が最初から書いてあって、やりとりも支払いもサイト内で完結するので、初めてでも条件のすり合わせで揉めにくいですよ。
※肖像権・事務所の権利に配慮し、本記事に写真は掲載していません。
※手数料や返金の条件は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式HPでご確認ください。
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オタ活・推し活歴約20年のベテラン推し活女子。元カフェ店員の知見を活かし、推し活×カフェの情報を発信中。現在の最推しはゲーム実況者ガチ勢。フラスタ主催、全国遠征、推しプレート、生誕祭など、あらゆる推し活を経験しています。
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応援広告のイラスト依頼の相場はいくら?


いちばん多い「駅ポスター用に新しく描いてもらう」パターンは、3〜7万円が目安です。
街頭ビジョンで流す動画用のイラストは5〜10万円ほどかかります。
【相場は3~7万】頼む相手と対応範囲によって変動する
| 頼む相手 | 相場の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| スキルマーケットの個人クリエイター | 1〜3万円 | 予算を抑えたい/条件を明確に決められる人 |
| 推しを描いている絵師さんに直接 | 3〜5万円 | 世界観を大事にしたい人 |
| フリーランスのイラストレーター | 3〜7万円 | 大判印刷まで任せたい人 |
| フォロワーの多い人気絵師 | 10〜15万円 | 拡散もねらいたい大人数の企画 |
| デザイン制作会社 | 5〜15万円 | 入稿から審査対応まで丸ごと任せたい人 |
ポスターや看板のデザインは、スキルマーケットのココナラでも取引の中心が1〜2万円ほどです。
ただしこの価格帯は「支給された素材を並べてレイアウトする」内容が多く、推しを新しく描き下ろしてもらう金額ではありません。
イラストを描く費用とレイアウトする費用は別だと考えておくと、見積もりのズレが減ります。



予算がきびしいときは「イラストは絵師さんに、文字入れとレイアウトは自分で」に分けると、合計をかなり抑えられます。
普通のイラスト依頼より高くなる4つの理由


見積もりを出してもらった時に、意外と安いな?と思ったら、以下の4つを確認してみましょう。
ここは、後からトラブルになりやすい項目なので、見積もりの段階でしっかりすり合わせすることが重要になります。
①商用利用・広告利用の追加料金
街頭に掲出する広告は、個人が楽しむ範囲を超えた使い方になります。
イラストの料金は使う範囲で変わるのが基本で、日本イラストレーター協会は、最初の用途以外に使う場合の二次使用料を元の料金の7割、三次使用料を5割と示しています。
つまり「広告に使います」と伝えていないと、後から倍近くになることもあるということです。
ここは最初のメッセージで必ず伝えてください。
②大判印刷に耐えるデータの作成
駅ポスターはB0やA1といった大きいサイズです。
スマホやSNS用の小さいデータを引き伸ばすと、輪郭がぼやけて印刷に使えません。
原寸で350dpiが基本で、ポスターのように離れて見るものなら200dpi程度(2mくらいまで)、3m以上の大きいものは150dpiでも問題ないとされています。
大きいデータを作るのは作業量が増えるので、その分が金額に入ります。
③修正回数と特急料金
応援広告は審査があるため、指摘を受けて直す可能性があります。
修正が何回まで無料かを決めていないと、追加料金がかさみます。
締切が近い依頼は特急料金がかかることもあるので、余裕をもって依頼しましょう。
④文字入れ・レイアウトの費用
「イラストを描く」と「お祝いの文字を入れて広告の形に組む」は別の作業です。
まとめて頼めば1〜2万円ほど上がりますが、自分でやれば0円にできます。
次で紹介するCanvaを使えば、文字入れくらいなら初めてでもできます。
ただし、主催者は他にもやることがたくさんあるので、全てお任せしたほうが手間とリスクは減ります。
自分の状況を見て、無理のない範囲ですすめましょう。
応援広告のイラストはどこに頼める?4つの依頼先を比較


①ココナラ(初めてならここ)
スキルマーケットの中でも出品数が多く、「応援広告」「センイル広告」で検索すると、実際に応援広告のデザインを手がけているクリエイターが見つかります。
初めての人に向いている理由は3つあります。
- 金額と納期が最初から書いてある
- 過去の販売件数とレビューが見られる
- 支払いがサイト経由なので、納品前にお金だけ渡す形にならない
選ぶときは、応援広告やポスターの実績があるかを見てください。
あわせて、購入前のメッセージで「大判印刷用のデータに対応できるか」「商用利用が含まれるか」の2点を聞いておくと安心です。



細かくオプションを記載してくれてるのでありがたいです!
②SKIMA・Skeb
どちらもイラストに特化したサービスで、オタク向けの絵柄を探しやすいのが強みです。
ただしSkebは原則としてやりとりなしで納品される仕組みなので、サイズや商用利用の細かい条件をすり合わせたい応援広告には向きません。
条件を相談しながら進めたいなら、SKIMAかココナラが安全です。
③Xで絵師さんに直接お願いする
推しをいつも描いている絵師さんに頼めるので、世界観がぴったり合うのが最大の魅力です。
相場は3〜5万円ほど。
一方で、金額・納期・修正回数・支払い方法をすべて自分で決める必要があります。
個人間の振込になるとトラブルの種にもなるので、依頼内容と金額をDMの文面に残しておいてください。
「募集を出しているか」も必ず確認しましょう。
募集していない方に急に依頼を送るのはマナー違反になります。
まずは、要件とあわせてお伺いするのがいいでしょう。



誕生日の時期は依頼が集中しがちなので、できれば3~4カ月前までには依頼しておきたいところです。
④サービスのデザインサポートを使う
応援広告のサービスには、デザインの制作や入稿データの調整、審査のやりとりまで見てくれるものがあります。
金額は上がりますが、審査で落ちるリスクを自分で抱えなくていいのが利点です。
初めてで不安が大きいなら、サービス会社にお任せした方が安心ですよ。
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失敗しない頼み方!依頼文に必ず書く7項目
追加料金や描き直しのほとんどは、最初に伝えていなかったことから起きます。



次の7つを最初のメッセージに入れておけば、条件のズレはほぼ防げますよ。
- 用途:応援広告(駅ポスター/街頭ビジョン)に使うこと
- 掲出場所と期間:どのエリアに何日間出すか
- サイズと解像度:B0・A1など仕上がりサイズと、原寸350dpi(大判なら200dpi)
- データ形式:塗り足し(フチの余白)が必要か、文字を画像化するか
- 商用利用:広告として使う許可が料金に含まれるか
- 修正回数と締切:無料の修正は何回までか、いつまでに欲しいか
- クレジット表記:広告や告知に絵師さんの名前を出すかどうか
そのまま使える依頼文のひな形
〇〇様
はじめまして。〇〇と申します。
いつも素敵なイラストを拝見しております。
このたび〇〇さんの誕生日に応援広告を企画しており、掲出用のイラストをぜひお願いできないかと思いご連絡しました。
・用途:駅構内のポスター広告(〇〇エリア/〇月〇日〜7日間)
・サイズ:B0(1030×1456mm)/原寸200dpi以上
・データ形式:塗り足し3mm付き、PSDまたはAI
・内容:〇〇さんを1名、上半身。背景は推しカラーの〇色でお任せしたいです
・文字入れ:こちらで行います
・修正:2回までお願いできますか
・希望納期:〇月〇日
・ご予算:〇万円(商用利用分を含めてご相談させてください)
・クレジット:広告と告知に〇〇さんのお名前を掲載可能です
権利元の許諾申請はこちらで行います。
上記の要件が難しい場合は、可能な条件をご提示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いします。
〇〇



「予算はこのくらいです」と先に書くのは失礼じゃなく、むしろ親切です。相手も受けるか判断しやすくなりますよ。
審査に落ちるデザインの共通点
せっかく描いてもらっても、審査で止まると描き直しになります。
落ちやすいのは、権利に関わる部分です。依頼する前に絵師さんへ共有しておいてください。
- 出演作のタイトルやロゴを入れている:権利元の許諾がないと使えません
- 著作権のある建物を描いている:東京タワーや東京ドームなどは無断で使えません
- 商標登録された文字を入れている:ブランド名やロゴ文字は避けます
- 公式のイラストや写真を加工して使っている:使えるのは自分たちで用意した二次創作か、権利元が配布している使用可能素材です
- 自分たちで用意していない絵を使っている:SNSで見つけたファンアートを勝手に持ってくるのはNGです。描いた本人に依頼して、広告用に描いてもらう形にします
ジャンルごとにデザインの決まりが用意されている場合もあります。
申し込むサービスのマニュアルを先に読んで、絵師さんに渡してから作業を始めてもらうのが安全です。



知らないことだらけですが、知らなかった!では済まされないことばかりです。絵師さんとサービス会社と連携して進めていきましょう。
自分で作れば0円にできる
予算がきびしいなら、自分で作る手もあります。
イラストを描けない場合は、パーツごとに手分けしたり、レイアウトを工夫することで、予算を抑えられますよ。
- イラストは絵師さんに頼み、レイアウトと文字入れはCanvaで自分でやる
- 推しカラーを背景の主役にして、イラストは小さく1点だけ使う
- 文字は「お祝いの言葉」「日付」「団体名」の3つに絞る
迷ったら、色数を減らすのがいちばん失敗しません。
推しカラー1色+白+文字色の3色でまとめると、遠くから見ても読める広告になります。
Canvaで作る場合は、有料素材は使い方に制限があるので、広告に使う前に条件を確認しましょう。
よくある質問
すでにあるファンアートをそのまま使える?
基本は広告用に描き下ろしてもらうことになります。理由は3つあります。
- 審査で使えるのは、自分たちで用意した二次創作か、権利元が配布している使用可能素材です。
- SNSに投稿されているデータは小さく、大判印刷に必要な解像度が足りません
- 個人で楽しむための許可と、広告に使う許可は別のものです
自分が描いた絵なら、大判用に作り直す前提で使えます。
絵師さんの既存作品の雰囲気が気に入ったなら、その絵をそのままもらうのではなく「この雰囲気で広告用に描いてもらえますか」とお願いしましょう。
イラストの依頼はいつまでに頼めばいい?
掲出日の3か月前が目安です。
制作に3〜4週間、審査と修正に2〜3週間、入稿の締切がさらに前に来ます。
誕生日の企画は依頼が集中するので、早めに声をかけてください。
イラスト代はクラウドファンディングの目標金額に入れられる?
入れられます。
掲載料だけで目標金額を組むと、イラスト代を自分で負担することになるので、最初から制作費として含めておきましょう。金額の組み方は費用の記事でくわしく紹介しています。


絵師さんの名前は広告に載せるべき?
載せたい場合は、必ず本人に確認してください。名前を出したくない方もいます。
載せる場合は、告知の画像とお礼の投稿の両方に入れるかも決めておくとスムーズです。
まとめ|先に条件を伝えれば、描き直しは防げる


応援広告のイラスト依頼は、駅ポスター用の描き下ろしで3〜7万円が目安です。
金額が上がる理由は、商用利用・大判データ・修正対応の3つ。
最初のメッセージで用途とサイズと商用利用を伝えておけば、追加請求はほぼ防げます。
初めてで不安なら、金額と納期が最初から見えていて、支払いも安心なココナラから探すのがいちばん失敗しにくいです。
広告そのものの費用や進め方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。



