2027年12月でのシリーズ完結が発表された『ミュージカル 刀剣乱舞』(通称「刀ミュ」)。
しかし、悲しんでいる暇はありません!
ことりフィナーレまでは、まだたっぷり「2年間」もの公演期間が残されています。
だからこそ、「今のうちにしっかり楽しみたい」「現場や配信でも推しを全力で応援したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
ライブビューイングや配信、友人との鑑賞会で、ペンライトを使って応援したいと思う場面も増えてきています。
本記事では、刀ミュで使われるペンライト(キンブレ)について、基本的な使い方からおすすめモデル、注意点、カスタマイズのポイントまでを整理しました。
これから準備する方でも迷わず選べるよう、分かりやすく解説します。
単なる終わりではなく「未来へ繋ぐ一区切り」。
ここから最高潮を迎える刀剣男士たちの熱い戦いを、最後まで全力で追いかけましょう!
刀ミュのペンライト(キンブレ)文化は?


刀ミュでは、どの場面でペンライト(キンブレ)を振るか、暗黙の了解があります。
刀ミュのペンライトについてをまずは大まかに理解しましょう。
①ペンライトを振るタイミング
刀ミュでペンライト(キンブレ)を振ることのできるタイミングはあらかじめ決まっています。
通常、公演が二部構成の場合、第一部の歴史劇形式パートでは振るのは禁止されており、第二部のライブ形式のときに振るのが基本です。
ライブ形式では、基本的に公演全体でペンライトを振ることができますが、公演の演出によっては「この場面では消灯」の指示があることも。
その場合は必ず本編前のアナウンスをよく聞いて、指示に従いましょう。



刀ミュは初心者にも優しいので、消灯のときは画面に消灯と指示が出たりします。
②ペンライトには公式の規定あり
刀ミュでは、使えるペンライトに規定があります。
公演ごとのペンライトや応援グッズ注店は公演初日の2週間前程に注意事項としてお知らせページが更新されることが多いです。
観劇前は必ず公式サイトの注意事項で使用可能なペンライトを確認しておきましょう。



ペンライトの大まかな規定は過去の共通としていることが多いので、過去の規定をざっくり紹介すると…
- 過去作品の公式グッズは使用可能
- 市販品(キンブレ等)も、サイズ規定内であれば使用可能
また、一人で振れるペンライトの本数にも上限があり、「最大で6本まで」と定められています。
キンブレを複数本持ち込む場合も、必ずルールを守るようにしてください。
③カラーチェンジできるキンブレがほぼ必須
刀ミュでは、刀剣男士によって推しカラーがあることが多く、その色に合わせてペンライトの色を変えて応援するのがファンの中では定番です。



単色のペンライトだけでは対応しきれず、浮いてしまうことも。
そのため、色を自由に変えられるペンライト、特に色の作成やカラーチェンジ(カラチェン)可能なキンブレを持って行くことを強くおすすめします。
刀ミュに使えるおすすめのキンブレのモデルはこのあと紹介します。
刀ミュでのキンブレ使用ルールと注意点


公演・会場ごとの公式ペンライトの規定
公式サイトのペンライトや応援グッズの規定に従うようにしましょう。
公演の2週間程前に公式サイトで「公演に関するお知らせ」などという情報が発表されます。
基本のペンライトや応援グッズの規定は大きくは変わらないですが、稀に前回の公演で不都合があったなどで規定が改訂される場合があります。
会場で観劇する場合は、観劇前に必ず最新のペンライトや応援グッズの規定を確認するようにしましょう。
ペンライトの基本の規定は以下となっています。
●ミュージカル『刀剣乱舞』オフィシャルグッズのペンライト・リングライト及び下記規定内のサイリウム・ペンライト<お1人様合計6個まで>
引用:ミュージカル『刀剣乱舞』 ~静かなる夜半の寝ざめ〜 東京公演に関するお知らせ
※過去の公演グッズを含め、ミュージカル『刀剣乱舞』で販売したすべてのペンライト・リングライトをご使用いただけます。
※ミュージカル『刀剣乱舞』オフィシャルグッズ以外のサイリウム・ペンライトの場合は、
持ち手から発光部までを含む全長が30cm以内かつ、発光部の直径(横幅)が3cm以内の筒状及び棒状の物がご使用頂けます。
※他作品・キャラクターがデザインされたペンライトの使用はご遠慮ください。
※著しくまぶしい高輝度タイプ(大閃光等)や改造サイリウム等、光が強く明るすぎる物や他のお客様の鑑賞の妨げとなる物のご使用はご遠慮ください。
※DMM.comにて販売されていた「LIVE COLLECTION 2015-2020」に付属のミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念ペンライトはオフィシャルグッズに含みます。
周囲への配慮(振りすぎなど)
ペンライトは複数本持ち込めますが、うちわやパンフレットも持つと両手がふさがってしまいます。
「片手にペンライト、もう片方にうちわ」が基本スタイルになるので、無理のない本数に調整しましょう。
振るときは、後ろの人の視界を遮らないよう「胸の高さ」をキープするのが鉄則です。
また、指の間に挟む「6本持ち(バルログ持ち)」やペンライトを連結して振るのは、邪魔やそういうことしてる人はマナー違反をしている人が多いから不快とSNSでいわれたことがあります。



特に刀ミュの現場では、周囲への配慮として4本程度(片手2本ずつ等)に留めておくのが無難です。
当日は周りの様子を見ながら、本数を調整することをおすすめします。
色変更のタイミング
本公演やライブ公演では、曲の間にキンブレの色を変えます!
勿論、公演の初日やその公演が観劇の場合はセトリが分からないので、刀剣男士がステージに登場してからペンライトの色を変えても問題ありません。
私は第2部のネタバレを気にしないタイプなので、初日より後に観劇する場合は事前に予習をしていました。
歌う順番や登場する刀剣男士を確認し、ペンライトの色を変えるタイミングを把握してから参加するようにしています。
公演中は客席が暗くなるため、キンブレの底面にある「進む」「戻る」のボタンを目視で区別するのは大変です。



そこで私は、手元の感覚だけで操作できるよう、「進む」ボタンの方にだけラインストーンのシールを貼っていました。
これなら暗闇でも押し間違いを防げるのでおすすめです。
ノールックでキンブレのカラチェンできるの本当に便利ですよ!
私がキンブレに貼っているストーンのシールは、100円ショップで購入しました。
シールはスートンなどぷっくりと立体感のあるもので大きすぎないものをおすすめします。
シールが大きすぎるとキンブレのボタンを二つ同時に押してしまって、思った色へ変えられないことがあります。
刀ミュで使えるキンブレのおすすめモデル


キンブレにもカラーチェンジや作成ができないモデルがあります。
刀ミュで使いやすいキンブレモデルを紹介します。
公式ペンライトとの違い
「公式ペンライト」は公演ごとにデザインが変わり、発光部に作品ロゴ入りのものも多く、コレクション性があります。
本公演のペンライトは筒状のことが多いですが、ライブ形式の公演のペンライトは光る部分の形が特殊で荷物でかさばってしまうことが多い形状をしていたります。



毎公演ごとにペンライトが増えていくため、毎公演購入していると保管場所に困ってしまいました。
一方でキンブレは、多色発光・カラー記憶・カラー作成可能など、機能性が高く、荷物がかさばりにくい利点があります。
ライブ形式の公演や遠征時には、軽くて扱いやすいキンブレの方が便利な場合も多いです。
カラー変更できるおすすめモデル


特におすすめなのが、KING BLADE の「X10シリーズ」の中でもルイファン・ジャパン製の「KING BLADE X10 V シャイニングチューブタイプ」。
このモデルは Bluetooth で専用アプリと連携し、自分でオリジナルの発光色を作成・記憶できます。
登場する刀剣男士が多い刀ミュでは、標準色だけでは足りないこともありますが、このモデルなら「推し色」を再現できます。
過去モデルの「X10 III」なども発色・色設定可能ですが、チューニングに専用イヤホンコードが必要なタイプもあるので、スマホ接続のしやすさや利便性を考えると「X10 V」が安定です!
キンブレの購入場所
キンブレは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの通販サイトや、ルイファン・ジャパンの公式サイトで購入できます。
動作不良を防ぐためにも、必ず正規品を選ぶようにしましょう。
また、実物を見て選びたい方やライブ直前ですぐに手元に欲しい方は、実店舗へ足を運んでみましょう。
家電量販店をはじめ、ドン・キホーテ、アニメイト、東急ハンズなどで取り扱いがあります。
購入時の注意点や、詳しい販売店情報については以下の記事で解説しています。


刀ミュ向けキンブレのチューニング方法


刀ミュに登場する刀剣男士のイメージカラーは、キンブレの標準色だけでは再現しにくい絶妙な色合いが多いもの。
そんな時、専用アプリで自由に色を作れる機能はとても便利です。
「でも、自分で色を作るのは難しそう…」と不安に思う方もいるかもしれません。



安心してください! 実は私も、イチから色を作ったことはほとんどありません。
刀ミュのグッズ発売後には、X(旧Twitter)などのSNSで、公式ペンライトの色味を分析し、キンブレ用の数値を公開してくださる有志の方がたくさんいます。
刀ミュ 十周年祝賀祭
— ひびき (@hibiki_mmdgp) July 26, 2025
キンブレX10V用QRコード作成しました!
個人利用の範囲内で公式ルールに則ってお使いください
※49色ペンラに合わせているため出陣しない男士のカラーも入っています
※キンブレの設定が最大30色のためランダムグッズのABで分けています
2枚目のルール内で自由に組み替えOKです pic.twitter.com/l1N7mHySye
多くの場合、設定用のQRコードも一緒に共有されているので、それをアプリで読み込むだけ。
誰でも簡単に「刀ミュ専用カラー」を設定できてしまうんです。
「刀ミュ キンブレ」や「〇〇(公演名の略称) キンブレ」などで検索するとすぐに見つかるので、ぜひ試してみてください。
推し専用のキンブレにカスタマイズしよう
キンブレの機能性はとてもいいんですが、みんなも使っててちょっとシンプル過ぎるな…と思うこともでてくると思います。
そういう時は自分でアレンジをしてしまいましょう。
おすすめのアレンジ方法をご紹介します。
①キンブレシート
ペンライトのチューブ部分に差し込むシート・フィルムを使うことで、推しの名前や応援メッセージ、オリジナルのデザインを表現できます。
公式のペンライト用フィルムが発売されることもありますし、キンブレにも利用できるものがほとんどです。



色だけでなく、刀剣男士名などでも応援したい人にはおすすめです。
公演によってはペンライトフィルムとして発売されたグッズもあり、在庫のあるものに関しては、公式通販やDMM通販で購入可能です。
②装飾リボン・チャーム
持ち手部分にリボンやチャームをつけることで、キンブレの見た目を華やかにできます。
推しカラーのリボンや、小さなチャームをつけるだけで自分だけのキンブレが完成します。
公式品でなくてもノンブランドのリボン・チャームで代用可能なので、刀ミュ以外の色々なライブや公演で使いたい人にも向いています。



ただし、会場によっては装飾に制限がある場合もあるため、応援グッズの規定をしっかり確認してくださいね。
こちらも公演によっては発売されたグッズもあり、在庫のあるものに関しては、公式通販やDMM通販で購入可能です。
公式のリボンやチャームも可愛いので、過去作成のものでもぜひチェックしてみてください。
まとめ


刀ミュを全力で楽しむなら、ペンライト選びは外せないポイントです!
公式グッズも魅力的ですが、今後もたくさん観劇するなら高機能な「キンブレ」が断然便利。
特に「KING BLADE X10 V シャイニングチューブ」は、カスタマイズが自在で初心者にもぴったりです。
シートやリボンでデコって「推し仕様」にすれば、応援にもさらに熱が入るはず。
世界に一つだけの相棒(ペンライト)と一緒に、刀ミュの世界を楽しみ尽くしましょう!





